今日めっちゃ寒くないですか?
寒すぎて最初の一行打つのに2回もタイプミスしたよ~。
まぁ、いつもするんだけど・・・
それはいいとして!
行ってきました、木地師の館!
in 美作!!
・・・・ん?
昨日は上斎原と書きました。
が、今朝集合時に発覚した勘違い!
予約してたのは上斎原の木地師の館ではなく、美作の木地師の館だったのです。
まぁ、集合場所からならどちらも同じくらいの距離だったので問題なくてドンマイ!ってことで美作へGO!
そして着いた木地師の館。
のどかな所にありましたよ♪
どうよどうよ~、のどかでしょ!
まぁ、うちの周りにこんな雰囲気の所はたくさんありますが・・・
一緒に行ったお友達にはちょっと新鮮だったようです。
この写真撮ったのは実は帰る時で、降ってました、雪。
まだノーマルタイヤで困るようなもんじゃなくて良かったけどね。
今年初の雪見ちゃった。
到着後、最初の30分くらい説明を聞いて何を作るか決めました。
教えてくれたおじさんたちのオススメは菓子器だったようでめっちゃ奨められましたよ~。
初心者には菓子器が作りやすいとのこと。
だけどね、私には心に決めた器があったの。
お椀。
再来週からの単身赴任で使うためのお椀が欲しかったのです。
箸も作ったし、じゃぁお椀作ろう!みたいな感じです。
ホントはお皿も作りたい・・・
あわよくば今日2個作る気満々でしたが、正直無理でした。
おじさんたちが『お椀は時間かかる、今日中に出来るか分からんよ~』というので、めっちゃ気合入れて頑張りましたよ。
まずは作りたい物のサイズよりちょっと大きめの材を轆轤にセット。
私のはおじさんがセットしてくれていきなり削り始めたので、お友達のを撮りました。
板の裏に丸く浅いくぼみを彫って、そこに内側から外へ開くチャックで捕まえてます。
こちらの材はお盆になりました。
これは、おじさんたちが途中まで作っている菓子器やお盆の材料。
本当は1日で仕上げるんじゃなくて、こんな感じで1ヶ月くらい寝かせた方が良いらしいです。
木は切ったり削ったりしたら捻れたりして動くので、しばらく寝かせてから捻じれや歪みを削って整えていくのだそう。
おわんの途中は無かったので、私は1日で仕上げる事に。
で、いよいよ削り始めます。
おじさんがこんな感じで最初に底部分を作ってくれました。
内側を掘るときにはこっち側をチャックで掴みます。
なんだか湯呑みみたいですけどね・・・
結構大きめなんですよ。
そして私がここまで削りました ↓↓
真っ直ぐなめらかに刃物をスライドできなくて、なんだか縞々ですね。
材が厚かったので削っていない先の部分は後で切り飛ばします。
心配してましたが、午前中のうちに内側に取り掛かれました。
写真はお昼ごはんの時に撮ったよ~。
削ってる間は写真撮る余裕無し!
必死です。
内側ってかなり木屑が飛んできて、しかも中腰だったのでめっちゃ頭に降りかかってました。
午後からもうちょっと厚みを整えたり出来るだけなめらかに削ったりして、サンドペーパーで仕上げ。
多少のデコボコはサンドペーパーでなめらかになりました♪
ツルツルに磨いて、胡桃油を塗りこんで完成です!
どうですか、どうですか?
初めての木工轆轤とは思えないできっぷり。
おじさんたちも『あんたたちホントに初めて?』って何回も聞いてくるくらい、みんなスムーズにできたかなと思います。
木工の学校行ってるから、刃物で木を削るとかそういう感覚はどうやら備わっているらしい。
おじさんたちには最後まで学校行ってる事は言わないでおきました。
なんとなく。
『春になったらまたおいで』って言ってくれたので、雪がなくなった頃に行きたいと思います。
でも春は熊とか大丈夫かなぁ。
冬眠明けの熊はなぁ・・・
帰り道、雪は山を下るごとに雨になり、里に下りるころにはお天気に。
そして、今日の楽しかった1日を締めくくるハッピーな虹!
繋がってるんですよ~♪
しかもくっきり!
朝も半分だけど出てて今日は良いことあるぞと思って良いもの作れたから、締めくくりもハッピーだ♪
興味ある方、ぜひぜひ体験してみてね!
ちなみに使用量と材料費で2000円でした。
そうだそうだ、今日教えてくれたおじさんは小椋さんというお名前でした。
というか、この地区の方は30世帯ほどおられて、みんな小椋さんなんだって。
木地師は全国的に小椋さんが多いそうです。
館の当番表も全員下の名前で書かれてました。
絶対に下の名前被れないよね・・・